2018年10月27日

判例六法 丸暗記100問ドリル 民法 第12巻 (全12巻) 司法試験、司法書士、行政書士、宅建士試験対策用

判例六法 丸暗記100問ドリル 民法 第12巻 (全12巻) 司法試験、司法書士、行政書士、宅建士試験対策用

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判例六法 丸暗記100問ドリルは、いわゆる判例六法に掲載されている重要な判例を、択一式問題を解きながら、丸暗記することを目的としたドリル問題集です。

★判例六法を丸暗記すれば、短答式(択一式)対策は完璧!

判例六法を丸暗記することは、司法試験、司法書士、行政書士、宅建士試験の短答式(択一式)対策として、大変有効です。
司法書士、行政書士、宅建士試験では、判例六法を丸暗記すれば、択一式は、ほぼ確実に合格ラインに届きますし、司法試験短答式(予備試験、本試験)においても、条文と判例を暗記し理解していることを前提とした問題が出題されます。

しかし、判例六法のあの細かい文字を読んでいるだけでは、眠くなるだけで、なかなか頭に入りません。民法なんかだと、第一条に掲載されている数十件もの判例を目にしただけで、ドロップアウトしてしまう人も少なくないと思います。
やはり、一番効率的なのは、問題形式で解きながら、覚えることですよね。
判例六法 丸暗記100問ドリルは、そのための問題集です。

一般的な判例六法に掲載されている判例で試験対策上、重要なものはすべて、網羅しています。

判例六法を精読しようとか、暗記しようと思い立ったあなた!

ぜひ、このドリルをご活用ください!


★民法12に掲載されている問題

第七百七十一条(協議上の離婚の規定の準用)から第千四十四条(代襲相続及び相続分の規定の準用)まで。

この範囲の民法の条文と判例の知識を問う問題を中心に掲載しています。


※ちなみに他の巻は次のような構成になっています。

民法 第1巻 民法第一条(基本原則)から第百一条(代理行為の瑕疵)まで。
民法 第2巻 民法第百一条(代理行為の瑕疵)から第百五十一条(協議を行う旨の合意による時効の完成猶予)まで。
民法 第3巻 民法第百五十二条(承認による時効の更新)から第百七十七条(不動産に関する物権の変動の対抗要件)まで。
民法 第4巻 第百七十七条(不動産に関する物権の変動の対抗要件)から第二百九十四条(共有の性質を有しない入会権)まで。
民法 第5巻 第二百九十四条(共有の性質を有しない入会権)から第四百二条(金銭債権)まで。 
民法 第6巻 第四百四条(法定利率)から第四百三十条(不可分債務)まで。
民法 第7巻 第四百三十二条(連帯債権者による履行の請求等)から第五百三条(債権者による債権証書の交付等)まで。
民法 第8巻 第五百四条(債権者による担保の喪失等)から第五百八十八条(準消費貸借)まで。
民法 第9巻 第五百八十九条(利息)から第七百五条(債務の不存在を知ってした弁済)まで。
民法 第10巻 第七百八条(不法原因給付)から第七百九条(不法行為による損害賠償)まで。
民法 第11巻 第七百十条(財産以外の損害の賠償)から第七百七十条(裁判上の離婚)まで。
民法 第12巻 第七百七十一条(協議上の離婚の規定の準用)から第千四十四条(代襲相続及び相続分の規定の準用)まで。

各巻とも、約100問を掲載しています。全部で、約1200問。
これだけの問題を解けば、判例六法を制覇したことになります。


★毎日、コツコツと。継続は力なり。

約1200問。圧倒されてしまいますよね。一気にこれだけの問題を解こうとしたら、挫折してしまう方も少なくないと思います。
まず、100問やってみてください。
毎日、5問ずつ解いても、20日で終わらせることができます。
1か月に1巻やれば、1年で、民法の重要判例を完全制覇できてしまいます。

本書を「ドリル」と名付けたのは、子供のころに皆さんが取り組んだであろう、算数ドリルとか漢字ドリルのように、コツコツとやっていただきたいと願ってのことです。
法律の勉強も、コツコツとやっていけば、自ずと身につくものです。そう、あの頃やったドリルのように……。

まずは、1日5問。今日から取り組んでみませんか?


※判例六法 丸暗記100問ドリルシリーズは、【問題集編】と【解説編】に分けて、配布しています。


【問題集編】



【問題集】判例六法 丸暗記100問ドリル 民法 第12巻(全12巻)


【解説編】



【解説】判例六法 丸暗記100問ドリル 民法 第12巻(全12巻)


★判例六法の丸暗記を記述対策につなげるには?

判例六法を丸暗記することは、司法試験、司法書士、行政書士、宅建士試験の短答式(択一式)対策として、大変有効です。
しかし、一般的な判例六法に羅列されている判例の『要旨だけ』を丸暗記しても試験では役立ちません。
つまり、問題と判例六法と照らし合わせて、正しい。間違い。と確認するだけではダメなのです。

判例を『理解』しなければなりません。

すなわち、判例が形成されるに至った理由、理論(採用した学説)、事件の背景等を知るということです。
それらの情報は、一般的な判例六法には掲載されていませんので、判例の原文に当たる必要があります。

また、判例の原文に触れることは、司法試験における論文式試験対策、司法書士試験の書式試験対策、行政書士試験の記述式対策としても有効です。
これらの試験では、判例の事例からの出題も多いからです。

本書では、重要な判例については、判例の原文から必要な個所を抽出したうえで、詳しく解説しています。

単に判例の要旨を『暗記』するだけでなく、判例を『理解』する。

そのために、解説編も併せてご活用ください。


★債権法改正(平成二十九年法律第四十四号)に対応済み

債権法改正によって影響を受ける条文は、今後、数年間に行われる試験で、狙われる可能性が高いです。
判例六法 丸暗記100問ドリルシリーズは、債権法改正にも対応しています。


●著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

判例六法ラノベ化プロジェクト
小説を読む感覚で、隙間時間にすらすらと読めて、なおかつ、『ハイレベルな』教材を開発しようと集まったベテランの実務家(弁護士、司法書士、行政書士、宅建士等)と資格スクール講師の集団。日々、試行錯誤しながら、新しい教材を開発中!


posted by 大滝七夕 at 19:30| 今日の小説

2018年10月26日

【宅建士、行政書士試験対応版】ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 債権各論編 現行法版 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))

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(冒頭部抜粋)

【宅建士、行政書士試験対応版】
 ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 債権各論編

                       大滝七夕

 第二章 契約
 第一節 総則

「今日から、債権各論と呼ばれる分野に取り掛かるわよ」
 桜咲胡桃の言葉に宅本建太郎は、うなずく。
「細かい契約内容を一つ一つ確認するんだよな。売買契約とか委任契約とか」
「そうよ。まずは、契約とは何か? というところから始めるわよ。契約って何かしら?」
「契約は契約。じゃなくて、定義があるってことだな」
「当然だわ。民法の勉強をしているのよ」
「ええっと……。当事者がお互いに意思表示をして、その内容を合致させることで、拘束力のある取り決めをすることかな」
「要件は三つね。
 1、相対立する当事者がいること。
 2、お互いの意思表示を合致させること。
 3、その内容に拘束力をつけることね」
「うん。OK」
「ところで、建太郎は、株式会社 宅本・オーガナイゼーションの会長兼社長だから、取引先と契約を締結することがよくあるわね」
「うーん。俺は契約の内容はよくわからないけど、サインを求められることがよくあるな」
「建太郎ったら、契約内容を見ないでサインしているわけ?」
「だって、細かい内容は副社長の安土光秀さんたちが詰めてくれているわけだし、俺が見直すまでもないだろ」
「それでは、会長兼社長として失格だわ。契約書は、自分で吟味できるようにならなきゃ」
「もしかして、債権各論を勉強すれば、契約書のどこを見ればいいか、分かるようになるのか?」
「そうよ。基本は身につくわ」
「それなら、しっかりやらなきゃいけないな」
「次に、契約の内容は、何でもいいのかしら?」
「契約自由の原則とあるとおり、原則として、どのような取り決めも当事者の自由なんだよな」
「ただ、何でもありということにはならないのは分かるわね。例えば、奴隷契約なんてあり得ないのは分かるわね」
「信義則に反してはならないんだよな」
「そうよ。契約法の分野では、信義則に反しないということが特に重要になるわ」

(基本原則)
第一条 私権は、公共の福祉に適合しなければならない。
2 権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。
3 権利の濫用は、これを許さない

「2項に『権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。』と定められている通りだな」

「今、見たように、契約はお互いの信頼関係を基礎としているのよ。お互いに信頼し合って、その信頼に応えるような行動をしなければならないのよ」
「信義則上の義務だな。つまり、お互いに、相手方の人格とか財産を侵害してはならない」
「そうよ。その信義則上の義務は、契約を締結した後から始まるのではないわ。いつから始まっているか分かるかしら?」
「契約締結の交渉をしている時からか?」
「例えば、不動産売買の契約を結ぶ時って、いきなり、契約しましょう。そうしましょう。という話にはならないでしょ?」
「うん。現地を確認したり、価格を確認したり、融資の見通しが立ってから、じゃあ、契約という話になるよな」
「契約準備段階ということね。その時点では、信義則上の義務は負わないのかしら?」
「いや。負うよな。不動産屋としては、売りようがない物件を紹介するようなことがあってはならないだろうし」
「そうね。既に売れた物件を紹介して、二重売買にならないように注意しなければならないわけよね。つまり、『契約準備段階の過失』があった場合は、当事者は責任を負うということよ」
「なるほどな」
「それから、契約を締結する時点でも、信義則上の義務を負うことになるわ。つまり、『契約締結上の過失』があった場合は、当事者は責任を負うということよ」
「当然だな。既に売れた物件の売買契約を締結することはあってはならない」
「じゃあ、契約が終了した後はどうかしら?」
「売れたら、それで終わりじゃないよな。瑕疵担保責任とかも負うわけだし」
「分かりやすいのは、賃貸借契約ね。賃貸物件の賃貸借契約が終了した後は、当事者はどんな関係に立つか分かるわね?」
「借主としては部屋を明け渡す義務を負うし、貸主としても敷金返還義務を負うことになる」
「そうよ。契約が終了した後も、事後処理を行うわけで、お互いに信義則上の義務を負っていることになるわ」
「要するに、信義則上の義務は、契約準備段階から契約終了後も続いているということだな」






【宅建士、行政書士試験対応版】ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 債権各論編 現行法版 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))


●債権法を制する者が民法を制する! 専門書だと難しすぎて理解できず、眠くなってしまうあなたに! 宅建士、行政書士試験合格後に、司法書士試験を目指している方に合わせたハイレベルな内容が会話文形式で読める!


●ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説は、『会話文形式で、民法の第一条から第千四十四条まで、すらすら読めるテキスト』です。

難化する一方の宅建士試験、行政書士試験を攻略するためのポイントは、試験科目の条文と判例を徹底的に読み込むことです。
条文と判例の知識の量によって宅建士試験、行政書士試験の合否が左右されると言っても過言ではありません。

とは言え、判例六法等で、民法の第一条から読み込んでいくのは、きついものがあります。
このテキストは、会話文形式で、民法の第一条から第千四十四条まで学ぶことができます。条文を一通り読むと同時に、重要な判例知識を学ぶことができます。

入門書ではありません。宅建士試験、行政書士試験で問われる項目はすべて網羅しており、一部は、司法書士試験、司法試験レベルの内容も含んでいます。

民法は、条文と条文が有機的に絡み合っており、個々の条文の意味が理解できていないと、理解できません。このテキストでは、第一条から順にみていくと同時に、個々の条文がどのような関係でつながっているのかを詳細に解説しています。

学説の対立のある論点については、主要な学説に軽く触れています。宅建士試験では、学説まで知る必要はありませんが、行政書士試験、司法書士試験、司法試験等に挑戦する場合は必須の知識になります。

いずれ勉強しなければならないのなら、今のうちに、勉強しておきましょう。


●ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説のレベルは、『司法書士試験の民法を8割理解できる内容』です。

このテキストを一通り理解すれば、宅建士試験、行政書士試験に楽々合格できるのはもちろん、公務員試験等、民法が試験科目となっている他の試験にも、合格できるだけの実力が身につきます。

法学部で勉強している方が大学四年間で学ぶ民法のレベルを凌駕する内容となっています。このシリーズをマスターすれば、法学部出身者よりも民法に詳しくなります。

宅建士試験、行政書士試験のテキストを一通り終えているものの、民法に苦手意識がある方は、このテキストを一通り読みこんでください。民法が得意科目になること請け合いです。

宅建士試験、行政書士試験合格後、司法書士試験に挑戦しようと考えている方は早い段階で、このテキストに取り掛かってください。司法書士試験勉強のスタートをスムーズに切ることができます。

このテキストは、宅建士試験レベルの民法を一通り勉強していることを前提に話が進みます。そのため、初心者がいきなりこのテキストを読んでも理解することは難しいです。

まずは、一般的な宅建士試験用のテキストで勉強してください。その後で、さらに実力を高めたい方が読むのに最適な内容となっています。(ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストシリーズがおススメ!)

高度な内容でありながら、会話文形式で書かれているため、小説を読む感覚で、すらすらと読み進めることができます。

一般的な民法の解説書や判例六法等を読んでいると眠くなって頭に入らないという悩みを抱えている方も多いと思います。

でも、小説ならば、眠くならずに、すらすら読めるのでは?


●ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 あらすじ

ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストシリーズに引き続き、宅本建太郎&桜咲胡桃のコンビが登場。
建太郎は、司法書士の胡桃の指導を受けながら、ハイレベルの民法知識を身につけていく。

・主な登場人物

宅本建太郎
桜咲司法書士事務所補助者。宅建資格の勉強中。ひょんなことから伯父不動産王 宅本健一の莫大な遺産を相続することになる。『株式会社 宅本・オーガナイゼーション』の二代目会長兼社長に就任。

桜咲胡桃
宅建士。司法書士。桜咲司法書士事務所所長。宅本建太郎の上司にして恋人。元アイドルで可愛い顔立ちに、小柄ながらもB90 W60 H86と素晴らしいボディの持ち主。


●民法改正への対応について
このテキストはいわゆる債権法分野の改正には対応していません。
平成29年現在施行されている、現行民法の条文を基にした解説書となっています。
改正法は現行法の問題点や矛盾を正すために制定されるものです。ですから、現行法を理解することで、改正法もより深く理解できます。
まずは、現行法から勉強しましょう。
※民法改正対応版は別途公開する予定です。


●著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大滝 七夕
新潟県村上市出身。『大滝七夕』は、ネット小説・著作限定のペンネームで本名や作家名ではない。
法学部在学中から資格試験の勉強を始め、宅建、行政書士、司法書士の資格試験に独学で一発合格。大学卒業後は、都内の行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、法律雑誌の記事や小説を執筆。その後、某新人賞に応募して、作家デビュー。法律知識と実務経験をもとにしたリーガルサスペンス、ファンタジー、武侠小説などを執筆している。
行政書士として開業しており、十数年以上にわたり、建設業、宅建業の後継者問題、事業承継を専門的に手掛けている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

判例六法ラノベ化プロジェクト
小説を読む感覚で、隙間時間にすらすらと読めて、なおかつ、『ハイレベルな』教材を開発しようと集まったベテランの実務家(弁護士、司法書士、行政書士、宅建士等)と資格スクール講師の集団。日々、試行錯誤しながら、新しい教材を開発中!
posted by 大滝七夕 at 18:47| 今日の小説

2018年10月25日

【宅建士、行政書士試験対応版】ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 債権総論編 現行法版 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))

【宅建士、行政書士試験対応版】ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 債権総論編 現行法版 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))

PRノベル時代はライトノベル、時代小説を読めるオンライン小説サイト/ケータイ小説サイトです。息抜きに軽く読める小説がたくさんありますよ

(冒頭部抜粋)


【宅建士、行政書士試験対応版】
 ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 債権総論編

                       大滝七夕

 第三編 債権
 第一章 総則

「今日から、債権法に入るわよ。まず、債権って何かしら?」
 胡桃の質問に建太郎は即答する。
「債権者が債務者に対して、ある行為を請求する権利のことだよな」
「ある行為って何かしら?」
「例えば、貸した金を返してくれと要求するようなことだろ」
「厳密に言えば、財産上の行為を要求することよ」
「あっ。なるほど、財産上の行為だな」
「じゃあ、債権は誰に対して主張できるの?」
「債務者に対してのみだよな。物権と違って、誰に対しても主張できるわけではない。例えば、土地の所有権を有していることは誰に対しても宣言できるけど、胡桃が俺に対して貸金債権を有していることは、俺に対してのみ主張できること」
「そうね。債権は相対権、物権は絶対権と表現されることがあるわ」
「なるほどな」
「次に、債権の本質について確認するわよ。債権には、物権と比較しうる三つの性質があると言われたら、何と何と何か分かるかしら?」
「うん? どういうこと?」
「例えば、建太郎がパソコンに対して所有権を有していれば、パソコンを直接的に支配できるのは分かるわね」
「当然だな。どう使おうと俺の自由だ」
「それに対して、パソコンショップに行って、パソコンを買おうとするときは、店に並べられているパソコンを建太郎が勝手に持ち出せるわけではないわよね」
「もちろん、売買契約を結んでから、持ち出さないといけないよな」
「契約を結べば、勝手に持ち出していいのかしら?」
「いや。代金と引き換えに引渡しを受けなければならないよな」
「そうよ。引渡しを受けない限り、店が管理しているパソコンを勝手に持ち出すことができないわ。つまり、債権者である建太郎は、目的物のパソコンを直接的に支配できるわけではなく、債務者の行為を介しなければならないわけね。つまり、間接的支配のみ可能だということよ」
「なるほどな。物権は物を直接的に支配できる。それに対して、債権は物を間接的に支配するにとどまるということだな」
「二つ目は排他性の有無よ」
「うん。つまり、パソコンに対する所有権は一つしか成立し得ないのに対して、パソコンを引き渡すように請求する債権は、複数並立し得ると」
「そうよ。物権は、一物一権主義が徹底されているのに対して、債権は併存し得るということね」
「つまり、債権は排他性を有しないと言うことだな」
「三つ目は、不可侵性の有無の問題よ」
「うん? どういうこと?」
「例えば、所有権を侵害された場合は、所有権に基づく物権的請求権を行使できるでしょ」
「うん。物権法で確認済みだな」
「それに対して、債権の場合はどうかしら?」
「うーん。例えば、二重売買がなされて、目的物が他の買主の手に渡ったとしても、その買主に対して引渡しを求めることはできない。ということは、不可侵性がないと?」
「そうとも考えられるわ。でも、二重売買の買主は、自分が取得した正当な債権に基づいて、引き渡しを受けているにすぎないのよね。そうじゃなくて、全くの無関係の人が、横取りした場合はどうかしら? 例えば、店でパソコンを購入して、店員さんから引き渡しを受けようとした瞬間に、泥棒が入ってきて、パソコンを横取りした場合は?」
「うーん。引渡しを受けていない以上、所有権に基づく物権的請求権は行使できない」
「でも、不法行為に基づく損害賠償請求はできるわよね?」
「うん。人の物を盗む行為はまさに不法行為だからな」
「その意味で、債権にも不可侵性があるとも言えるわ。それからもう一つ。不動産の賃借権よ」
「不動産の賃借権は、対抗要件を備えれば、排他性を有することになる?」
「すると、物権とほほ同じになるから、当然、不可侵性を帯びるのは分かるかしら?」
「第三者に不動産を侵害されている時は、妨害排除請求をすることができるわけだな」
「そうよ」
「とりあえず、不可侵性は、物権だけでなく債権にもあるんだな」






【宅建士、行政書士試験対応版】ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 債権総論編 現行法版 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))


●債権法を制する者が民法を制する! 宅建士、行政書士試験でも最重要項目なので総論と各論に分けて細かく解説。合格後に、司法書士試験を目指している方に合わせたハイレベルな内容が、会話文形式で楽々読めて理解できる!


●ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説は、『会話文形式で、民法の第一条から第千四十四条まで、すらすら読めるテキスト』です。

難化する一方の宅建士試験、行政書士試験を攻略するためのポイントは、試験科目の条文と判例を徹底的に読み込むことです。
条文と判例の知識の量によって宅建士試験、行政書士試験の合否が左右されると言っても過言ではありません。

とは言え、判例六法等で、民法の第一条から読み込んでいくのは、きついものがあります。
このテキストは、会話文形式で、民法の第一条から第千四十四条まで学ぶことができます。条文を一通り読むと同時に、重要な判例知識を学ぶことができます。

入門書ではありません。宅建士試験、行政書士試験で問われる項目はすべて網羅しており、一部は、司法書士試験、司法試験レベルの内容も含んでいます。

民法は、条文と条文が有機的に絡み合っており、個々の条文の意味が理解できていないと、理解できません。このテキストでは、第一条から順にみていくと同時に、個々の条文がどのような関係でつながっているのかを詳細に解説しています。

学説の対立のある論点については、主要な学説に軽く触れています。宅建士試験では、学説まで知る必要はありませんが、行政書士試験、司法書士試験、司法試験等に挑戦する場合は必須の知識になります。

いずれ勉強しなければならないのなら、今のうちに、勉強しておきましょう。


●ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説のレベルは、『司法書士試験の民法を8割理解できる内容』です。

このテキストを一通り理解すれば、宅建士試験、行政書士試験に楽々合格できるのはもちろん、公務員試験等、民法が試験科目となっている他の試験にも、合格できるだけの実力が身につきます。

法学部で勉強している方が大学四年間で学ぶ民法のレベルを凌駕する内容となっています。このシリーズをマスターすれば、法学部出身者よりも民法に詳しくなります。

宅建士試験、行政書士試験のテキストを一通り終えているものの、民法に苦手意識がある方は、このテキストを一通り読みこんでください。民法が得意科目になること請け合いです。

宅建士試験、行政書士試験合格後、司法書士試験に挑戦しようと考えている方は早い段階で、このテキストに取り掛かってください。司法書士試験勉強のスタートをスムーズに切ることができます。

このテキストは、宅建士試験レベルの民法を一通り勉強していることを前提に話が進みます。そのため、初心者がいきなりこのテキストを読んでも理解することは難しいです。

まずは、一般的な宅建士試験用のテキストで勉強してください。その後で、さらに実力を高めたい方が読むのに最適な内容となっています。(ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストシリーズがおススメ!)

高度な内容でありながら、会話文形式で書かれているため、小説を読む感覚で、すらすらと読み進めることができます。

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でも、小説ならば、眠くならずに、すらすら読めるのでは?


●ライトノベルで学ぶ 民法条文 逐条解説 あらすじ

ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストシリーズに引き続き、宅本建太郎&桜咲胡桃のコンビが登場。
建太郎は、司法書士の胡桃の指導を受けながら、ハイレベルの民法知識を身につけていく。

・主な登場人物

宅本建太郎
桜咲司法書士事務所補助者。宅建資格の勉強中。ひょんなことから伯父不動産王 宅本健一の莫大な遺産を相続することになる。『株式会社 宅本・オーガナイゼーション』の二代目会長兼社長に就任。

桜咲胡桃
宅建士。司法書士。桜咲司法書士事務所所長。宅本建太郎の上司にして恋人。元アイドルで可愛い顔立ちに、小柄ながらもB90 W60 H86と素晴らしいボディの持ち主。


●民法改正への対応について
このテキストはいわゆる債権法分野の改正には対応していません。
平成29年現在施行されている、現行民法の条文を基にした解説書となっています。
改正法は現行法の問題点や矛盾を正すために制定されるものです。ですから、現行法を理解することで、改正法もより深く理解できます。
まずは、現行法から勉強しましょう。
※民法改正対応版は別途公開する予定です。


●著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大滝 七夕
新潟県村上市出身。『大滝七夕』は、ネット小説・著作限定のペンネームで本名や作家名ではない。
法学部在学中から資格試験の勉強を始め、宅建、行政書士、司法書士の資格試験に独学で一発合格。大学卒業後は、都内の行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、法律雑誌の記事や小説を執筆。その後、某新人賞に応募して、作家デビュー。法律知識と実務経験をもとにしたリーガルサスペンス、ファンタジー、武侠小説などを執筆している。
行政書士として開業しており、十数年以上にわたり、建設業、宅建業の後継者問題、事業承継を専門的に手掛けている。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

判例六法ラノベ化プロジェクト
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posted by 大滝七夕 at 19:04| 今日の小説