2019年08月27日

行政法1−70 行政不服審査法 行政書士試験過去問 2008年問14

次の記述のうち、正しいものはどれか。

1、行政上の不服申し立ての道を開くことは、憲法上の要請ではないので、この制度を廃止しても、憲法違反とならない。

2、明治憲法下で、行政上の不服申し立てを定めていた訴願法は、行政裁判法と同時期に制定され、これと同時に廃止された。

3、行政不服審査法は、行政事件訴訟法とともに戦後改革の一環として現行憲法の制定と同じ時期に制定された。

4、憲法は、行政機関が裁判を行うことを禁止しており、裁判手続きに類似した行政上の不服申し立てを整備することによって、地方裁判所における審級を省略することは許されない。

5、憲法による法定手続き保障の趣旨は、行政上の不服申し立ての手続きにも及ぶので、その手続きにおいても、口頭弁論主義が原則とされている。


建太郎「むむっ。これは法律というよりも歴史の勉強?」
胡桃「テキストを読んでいれば、知っていて当然の話ばかりよ」
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2019年08月22日

行政法1−69 情報公開法 行政書士試験過去問 2006年問26

Aは、行政庁Bに対して、情報公開法に基づいて、行政文書の情報公開請求を行ったが、BがAの請求に対して、一部不開示決定をした。Aは、異議申し立てか情報公開訴訟を検討している。
次の記述のうち、正しいものはどれか。

1、異議申し立てに対して、Bは、当初の一部開示処分は誤りであり、全部不開示とするのが妥当と判断した。この場合は、Bは当初の一部開示決定を取り消して、全部を不開示とする決定を行うことが出来る。

2、Aは、異議申し立てを提起するか、取消訴訟を提起するかを自由に選択することができるが、一旦異議申し立てを行った場合は、異議申し立ての結論が出るまで、取消訴訟を提起できない。

3、非公開決定の取り消し訴訟において、当該行政文書が書証として提出された場合は、非公開決定の取り消しを求める訴えの利益は消滅する。

4、行政文書の開示請求権は、Aの一身に専属する権利とは言えないので、Aの死亡後も、当該行政文書の非公開決定の取り消しを求める訴えの利益は消滅しない。

5、Bは、非公開決定理由書において、付記された理由以外の理由を取消訴訟段階で主張することも認められる。


建太郎「むむっ。これは難しくないか」
胡桃「基本的な判例を知っているかどうかの問題だわ」
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2019年08月21日

行政法1−68 情報公開法 行政書士試験過去問 2004年問8


次の記述のうち、間違っているものはどれか。

1、行政機関の長は、開示請求に係る行政文書に不開示情報が記録されている場合であっても、公益上、特に必要があると認めるときは、当該行政文書を開示しなければならない。

2、開示請求に対して、当該開示請求に係る行政文書が存在しているか否かを応えるだけで、不開示情報を開示することとなる場合は、行政機関の長は、当該行政文書の存否を明らかにしないで、当該開示請求を拒否することができる。

3、行政機関の長は、個人識別情報であっても、当該個人が公務員等である場合は、職務遂行の内容のみならず、その職についても開示しなければならない。

4、行政機関の長は、個人に関する情報であって、特定の個人を識別することはできないが、公にすることにより、なお、個人の権利利益を害する恐れがあるものが記録されている場合は、開示してはならない。

5、行政機関の長は、開示請求に係る行政文書の一部に不開示情報が記録されている場合において、不開示情報が記録されている部分を容易に区分して除くことができるときは、当該部分を除いた部分に付き、開示しなければならない。

胡桃「これも条文を知っているかどうかだけの問題だわ」
建太郎「むむっ……。ちょっと細かくないか」
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