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2018年02月19日

民法1−17 時効 2009年問28 / ライトノベル小説で学ぶ行政書士資格試験 過去問版

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ライトノベル小説で学ぶ行政書士資格試験 過去問版は、小説投稿サイト『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n2788ej/)』でもお読みいただけます。


次の相談内容のうち、できますと回答し得るものはどれか。

1、私は13年前、知人の債務を物上保証するため、私の有する土地、建物に抵当権を設定しました。知人のこの債務は、弁済期から11年が経過していますが、債権者は、4年前に知人が債務を承認していることを理由に時効が完成していないと主張しています。
民法によれば、時効の中断は当事者及びその承継人の間でのみ、効力を有するとありますが、私は時効の完成を主張して、抵当権の抹消を請求できますか。
2、私は、築25年のアパートに賃借して暮らしていますが、このアパートは、賃貸人の先代が誤って、甲氏の所有地を自己所有地と認識して建ててしまったものですが、これまで特に問題はありませんでした。
この度、甲氏の相続人乙が、一連の事情説明と共に、アパートからの立ち退きを求めてきました。私は、賃貸人が敷地の土地を時効取得したと主張して、立ち退きを拒否できますか。
3、30年ほど前に私の祖父が亡くなりました。祖父は唯一の遺産であった自宅の土地、建物を祖父の知人に遺贈したため、相続人であった私の父は、直ちに遺留分を主張して、当該土地、建物について共有持ち分が認められたのですが、その登記をしないままに、今日に至っています。
この度、父が亡くなり、私が単独相続し、先方に共有持ち分についての登記の協力を求めたところ、20年以上経過しているので、時効だと言って応じてもらえません。私は移転登記を求めることができますか。
4、私は、他人にお金を貸し、その担保として債務者の所有する土地建物に、二番抵当権の設定を受けています。この度、一番抵当権の被担保債権が消滅時効にかかったことが分かったのですが、私は、私の貸金債権の弁済期が到来していない現時点において、この事実を主張して、私の抵当権の順位を繰り上げてもらうことができますか。
5、叔父は7年ほど前に重度の認知症になり、後見開始の審判を受けました。配偶者である叔母が後見人になっていたところ、今年2月10日に、叔母が急逝し、同年6月10日に甥の私が後見人に就任しました。
就任後、調べたところ、叔父が以前に他人に貸した300万円の債権が10年前の6月1日に弁済期を迎えた後、未回収のまま、放置されていることを知り、慌てて、本年、6月20日に返済を求めましたが、先方は時効期間が満了していることを理由に応じてくれません。この債権の返還を求めることができますか。


建太郎「むむっ……。こりゃめちゃめちゃ難しいじゃん!」
胡桃「変わった出題形式だけど、結局のところ、判例の知識を問うだけの問題よ。そんなに難しくないわ」



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2018年02月16日

民法1−16 時効 2011年問28 / ライトノベル小説で学ぶ行政書士資格試験 過去問版

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時効等に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例に照らし正しいものはどれか。

1、A所有の土地につき、20年間占有を継続してきたBが取得時効を援用した場合、取得時効成立を否定するためには、Aの側において、他主占有事情の立証だけでは足りず、Bの占有が、賃貸借など他主占有権原に基づいて開始された旨を立証しなければならない。
2、A所有の乙土地につき、Bが五年間、占有した後に、Cがこれを相続して、さらに、10年間占有を継続した時点において、CがBの占有と併合して取得時効を援用した場合、C自身が占有開始時に悪意であったときは、Bが占有開始時に善意であり、かつ無過失であったとしても、時効取得は認められない。
3、Aから丙土地を購入したBが、その引き渡しを受けてから、10年以上が経過した後に、隠れた瑕疵を発見し、Aに対して瑕疵担保責任に基づく損害賠償請求をした場合、Aは、消滅時効を援用してこれを拒むことができる。
4、Aから甲建物を購入したBが、同建物の隠れた瑕疵を理由としてAに対して損害賠償を請求する場合は、瑕疵を発見してから1年以内にAに対して瑕疵の内容を具体的に明示しなくてもその存在を通知すれば、同請求権は、時効により消滅することはない。
5、乙建物について、先順位抵当権者Aの被担保債権につき、消滅時効が完成した場合、かかる債権の消滅により、後順位抵当権者Bは、順位上昇の利益を享受できるため、Bもその時効を援用することができる。




建太郎「むむっ……。ちょっと難しくないか?」
胡桃「基本的な判例の知識を知っていれば解ける問題だわ」




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2018年02月12日

民法1−15 時効 2010年問28 / ライトノベル小説で学ぶ行政書士資格試験 過去問版

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時効中断の効力に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例に照らし誤っているものはどれか。

1、債務者Aの債権者Bに対する債務の承認によって、被担保債権の時効が中断した場合に、物上保証人Cは、当該被担保債権について、生じた時効中断の効力を否定することはできない。
2、物上保証人Aに対する抵当権の実行により、競売裁判所が競売開始決定をし、これを債務者Bに通知した場合は、被担保債権についての消滅時効は中断する。
3、要役地である甲地をABCの三人で共有しているが、承役地である乙地の通行地役権について、消滅時効が進行している場合に、Aのみが、通行地役権を行使して、消滅時効を中断した時は、時効中断の効力は、ABCの三人に及ぶ。
4、甲地の共有者ABCの三人が乙地の上の通行地役権を時効取得しそうな場合に、乙地の所有者Dは、ABCのうちだれか一人に対して、時効の中断をすれば、時効中断の効力は、ABCの三人に対して及ぶ。
5、A所有の甲地をBCの二人が占有して時効取得が完成しそうな場合において、AがBに対してだけ時効の中断をしたときは、Bの取得時効のみ中断され、Cの取得時効は中断されることがない。



胡桃「これは基本的な判例の知識を問う簡単な問題だわ」
建太郎「おう。そうだな」


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