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2017年09月12日

アイバンクへの角膜の提供(献眼)、臓器提供、献体をしたい場合 / 行政書士だけでは食えない今の時代を生き抜くためのヒントは孫子の兵法にあり


自分が亡くなった後で、自分の体を他の人のために生かしてほしいと考える方もいらっしゃると思います。アイバンクへの角膜の提供(献眼)、臓器提供や献体が代表的な例ですね。
自分の体の一部を提供する場合は、遺産の分割と違い、遺言書による意思表示よりも、生前の意思表示が非常に重要です。
遺言書は一般的には、葬式が終わった後で、遺族たちの立会いのもと、開示されるものです。
荼毘に付してから臓器提供や献体の意思を示した遺言書が出てきても、その意思は無駄になってしまいます。

・アイバンクへの角膜の提供(献眼)
角膜の寿命は、200年と言われているそうです。亡くなった方の角膜を視力を失った方に移植して視力の回復を図るということは大変有効な治療方法の一つです。
自分の角膜を他人に役立ててほしいと思っている方は、アイバンクへ登録することで、いざというときに、角膜を提供することができます。
角膜は一部の病気の場合を除き、どんな人でも提供すること(献眼)が可能です。
近眼や老眼でも角膜には問題がないそうですし、網膜などの疾患があっても角膜は移植に用いることが可能だそうです。
献眼するための処置も、臓器移植などと違い、難しい手術を必要としません。
一時間程度で済むもので、病院で処置する必要はなく、自宅でも提供が可能だそうです。眼科医が眼球を取り出し、代わりに、義眼を埋め込むため、外見上の違いはほとんどないそうです。
臓器移植などと比べれば、遺族の抵抗感も少なくて済むといえます。

献眼を行うためには、アイバンクへ登録し、登録証を手元に置いておく必要があります。
亡くなったら、アイバンクに自動的に連絡がいくというわけではないので、家族や主治医に献眼の意思を示し、登録証を託しておくようにしましょう。

・臓器提供
臓器提供をするためは、臓器移植の意思表示カードへの署名が必要です。本人ばかりでなく、家族の署名も必要です。
脳死と判定された段階から、臓器移植が行われるわけですが、脳死の段階ではまだ心臓は動いていますし、体も温かいわけです。にもかかわらず、メスを入れて、臓器を取り出し始めるわけですから、残される遺族の抵抗感も並みのものではありません。
本人の意志だけで、臓器の提供が可能になるわけではなく、残される遺族も納得していなければならないわけです。
臓器提供をしたいと強く思っている方は、生前によくよく家族に言い聞かせておくことが大切です。

・献体
献体とは、自分の遺体を丸ごと医学部等に提供して、解剖実習等に役立ててもらうものです。
臓器提供の場合は、臓器の取り出しが終われば、遺体が家族に引き渡されますが、献体の場合は、遺体が戻ってくるまで長い時間がかかります。
一般的には、数年間は大学に保管されることになるそうですから、葬式は遺体なしで行うか、葬式を行わないということになります。
本人が献体の意思を示していても、遺族の中に一人でも献体に反対する人がいる場合は、献体は行われません。この遺族というのは、配偶者や子供だけでなく、かなり広い親族を含むようです。葬式に呼ばれる遺族の全員が献体に反対していないことが条件になっているといっても過言ではありません。
献体をしたいと強く思っている方は、家族ばかりでなく、親族にも、言い聞かせておくことが大切です。


●実録行政書士開業十年シリーズ
行政書士だけでは食えない今の時代を生き抜くためのヒントは孫子の兵法にあり



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posted by 大滝七夕 at 22:52| 実務のヒント

2017年09月11日

遺産を慈善事業に寄付するには? / 行政書士だけでは食えない今の時代を生き抜くためのヒントは孫子の兵法にあり


自分の死後は、自分の遺産を慈善事業のために使ってほしいと考える方もいると思います。

遺産を慈善事業のために活用する方法は二つあります。

一つは、既に存在する慈善事業団体に寄付することです。

遺言によって、何処何処に遺贈すると記載するだけで足りるため、最も手っ取り早い方法と言えます。そのために必要な費用は、自分の死後、自分の代わりに財産を管理する遺言執行者への報酬だけで足ります。

ただ、自分の意図するような活動をしている慈善事業団体が存在しなくて、寄付する先が見つからず困っているという方もいるかもしれません。

そんな時は、二つ目の方法として、自ら公益法人、財団法人、NPO法人等を設立することもできます。

自分の意図したとおりに遺産を活用することができますが、慈善団体を運営するためには、資金が必要です。運営資金のために遺産が消えてしまって本末転倒の結果になってしまうこともあり得ます。資金に余裕がある方だけが取りうる手段と言えるでしょう。

慈善団体に寄付する際には、二つのことに留意する必要があります。

一つは遺留分です。
遺産はすべて慈善事業のために寄付し、相続人には一切渡したくないと考えている方もいるかもしれませんが、推定相続人は、遺言書などで指定がなくても遺産のうち一定の額は必ず受け取れることになっています。

寄付した後でも、相続人は遺留分に相当する額を返すように慈善団体に求めることができますし、そうなった場合、慈善団体は拒否することができません。

せっかく寄付した遺産も訴訟の費用や弁護士費用に消えてしまうということもあり得ます。

ですから、遺贈する際には、遺留分相当額は相続人に相続させるという配慮が必要です。

もう一つは、慈善団体の受け入れ体制の確認です。

当然ですが、慈善団体のすべてが遺産を受け入れているわけではありません。遺贈の場合は、遺贈を受ける側が拒否――遺産の受け取りを辞退することもできます。

寄付を受け付けていないのに、いきなり寄付すると遺言されても団体の運営者が困惑してしまうこともあるでしょう。

また、寄付を受け付けていても、現金や預貯金のみで、不動産や宝石類などの物による寄付は受け付けていないところもあります。

ですから、生前に、慈善団体の担当者と連絡を取り合って、遺産を受け取ってくれるかどうか確認しておくことが大切です。


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posted by 大滝七夕 at 22:30| 実務のヒント

2017年09月07日

ペットの世話を頼みたい場合は負担付遺贈も利用できるが…… / 行政書士だけでは食えない今の時代を生き抜くためのヒントは孫子の兵法にあり


犬や猫などのペットは人間の言葉を話すことはできませんが、飼い主にとっては、大切な家族の一員です。
人間の遺族と同等にペットにも何からの遺産を残したいと考えるのはごく自然なことです。
しかし、犬や猫などのペットは、法律上は物として扱われます。箪笥や食器棚と同じ扱いになるわけです。
ペットに遺産を残すことはできませんし、世話する人が必要になります。もしも、世話をする人がいなければ、保健所などで殺処分されてしまうことになります。

誰かにペットの世話をお願いしたい場合は、遺言によって、ペットの世話を頼むこともできます。
ただ、子供に対してペットを世話せよという趣旨の遺言を書いても法的な拘束力はありません。
ペットの世話を怠って、保健所に送ったとしても、遺言執行者から損害を求められるとか、飼い主の変更を求められることもないわけです。

この点は、ペットだからというわけではなく、人間が対象でも同様です。
母親をお前の家に引き取って面倒を見ろと言う遺言を子供の一人に書き残したとしても、その子供は必ずその通りにしなければならないというわけではありません。他の兄弟に引き取らせたり、そのまま一人暮らしをさせておいても構わないわけです。

このようにペットや誰かの世話をするように求める遺言は、それ単体では法的な拘束力はありませんが、『負担付遺贈』と言う形式にすることで法的な拘束力を持たせることもできます。

簡単に言えば、遺産を遺贈する見返りとして、ペットや誰かの世話をせよと命じる方法です。

ただし、負担付遺贈を受けた者は無限にペットの世話を続けなければならないというわけではありません。遺贈された遺産の額を越えて世話を続ける必要はないのです。

ペットを飼えば、餌代や病院の費用などが掛かります。そうした出費がかさんで遺贈を受けた遺産の額を買い果たしてしまったというのであれば、その時点で、ペットの世話を放棄しても構わないということになります。

また、遺言書で負担付遺贈を受けるように求められた者は、その権利義務を自動的に受けるというわけではなく、負担付遺贈の放棄――負担付遺贈を受けることを辞退することも可能です。

だから、遺言書に記載すれば、必ず、望みどおりになるというわけではないのです。

誰かにペットの世話を頼む場合は、遺言書に記載するだけでは十分ではありません。世話を頼みたい人から事前に了解を得ておくことが大切です。

そして、負担は遺贈する財産の範囲内に限定されるという点にも留意する必要があります。遺贈財産が少ない場合は、実質的にペットを押し付ける形になってしまうわけですから、本当にペットを可愛がってくれる方にお願いする必要があります。

また、遺贈を受けた人が、ちゃんと世話をしているかどうか監督する人を決めておくことが望ましいとされています。具体的には、遺言執行者を決めて、監督してもらうのです。尤も、遺言執行者もただで監督役を引き受けるわけではなく、ある程度の報酬が必要になります。

そんな報酬を支払う余裕があるなら、その分を遺贈に回した方がいいですし、そもそも、遺言執行者の監督がなければ、ペットを世話しないような人にはお願いすべきではないとも言えます。

負担付遺贈の遺言書の文例

遺言書

遺言者甲野太郎は次の通り遺言する。

1、遺言者は、乙山花子(住所、生年月日)に遺言者の銀行預金(銀行名、口座番号等)を下記の負担付で遺贈する。



受遺者乙山花子は、遺言者の愛犬ハチ公(柴犬一歳)を飼育し愛情を持って世話をすること。ハチ公の死後はペット霊園(住所)に手厚く葬ること。

2、遺言執行者として、行政書士秋山小兵衛(住所、生年月日)を指定する。



※民法条文

(負担付遺贈)
第千二条  負担付遺贈を受けた者は、遺贈の目的の価額を超えない限度においてのみ、負担した義務を履行する責任を負う。
2  受遺者が遺贈の放棄をしたときは、負担の利益を受けるべき者は、自ら受遺者となることができる。ただし、遺言者がその遺言に別段の意思を表示したときは、その意思に従う。

(負担付遺贈の受遺者の免責)
第千三条  負担付遺贈の目的の価額が相続の限定承認又は遺留分回復の訴えによって減少したときは、受遺者は、その減少の割合に応じて、その負担した義務を免れる。ただし、遺言者がその遺言に別段の意思を表示したときは、その意思に従う。


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