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2017年04月13日

バイト補助者からの成り上がり 実録行政書士開業十年

バイト補助者からの成り上がり 実録行政書士開業十年

PRノベル時代はライトノベル、時代小説を読めるオンライン小説サイト/ケータイ小説サイトです。息抜きに軽く読める小説がたくさんありますよ

(冒頭部抜粋)

 バイト補助者からの成り上がり 実録行政書士開業十年

                              大滝七夕

 1、時給八百円のアルバイト補助者

 平成十五年の秋。大学二年生だった私は、某マンモス大学のキャンパスで行われる行政書士試験を受験するため水道橋の駅に降り立った。
 国家試験と名付けられる資格試験に挑戦するのは、数十日前に受けた宅地建物取引主任者資格試験に次いで、二度目である。
 国家試験――。
 その重い響きに、当初、私は押しつぶされそうな重圧を感じていた。
 宅建は実家近くの開放的な某大学のキャンパスで受験した。
 人生で初めての国家試験だったとはいえ、いったん実家に戻ることができたし、私が通う秋桜大学法学部法律学科(仮名)の雰囲気に似ていたので、少しは落ち着いて取り組むことができた。
 要は大学の試験と同じだ。と思い込むことができたので、リラックスして挑戦することができたのだ。
 しかし、今回、水道橋の駅に降り立った時は、そうはいかなかった。
 緑豊かなキャンパスとはまるで雰囲気が違うのだ。どこを見渡してもビルビルビル……。
 水道橋の界隈には、大学や学校が多く集まっているらしいが、どう見てもオフィス街ではないか。
 就職活動で企業を訪問するような気分になり、たちまち緊張してしまった。
 見渡すばかり山と田園地帯が広がり、冬は雪に閉ざされる北陸のド田舎から上京してきたばかりの私にとって、都会のビル群はどうしてもなじめず、拒絶反応を感じてしまうのだった。
 古びた駅の改札を出てからすぐにやったことは、帰りの切符を買うことである。
 宅建試験を受けた帰り道で、どえらい目に遭った教訓を生かしたのだ。
 当時は、駅名が刻印された定期券を使っており、プリペイド型電子マネーを持っていなかったから、どの駅でもタッチして改札を通り抜けるというわけにはいかなかった。
 宅建試験が終わった後で、最寄りの駅に行くと、駅の通路に入りきらないほどの行列ができていた。改札口も人の行列で封鎖されてしまって、通り抜けることができないほどだった。
 一体、何の行列かと訝りながら、前の方にたどると、駅の切符売り場で切符を買う人たちの行列だった。帰りの切符を買っていなかった私は、その最後尾に並ばなければならないことを知って唖然としてしまったものである。
 宅建は、国家試験の中でも、受験者数がずば抜けて多いため、試験当日は、試験会場の最寄りの駅では特別な体制で受験者たちを迎えるのだ。
 お昼にホームを降りた時に、こんなアナウンスが流れていたらしい。
「宅建を受験される方に案内いたします。試験終了直後は、切符売り場がたいへん込み合いますので、帰りの切符は今のうちにお買い求めください」
 私は、そのアナウンスを聞き流していた。ひたすら過去問に没頭していたから、周りの音が耳に入らなかった。
 そのため、試験が終わった直後で、疲れ切っているときに、三十分近くも並んで、ようやく、一枚の切符を手に入れた。
 その疲労感は半端なかった。
 その教訓を生かして、今回は先に帰りの切符を買っておくことにしたのだ。
 水道橋駅を出ると





バイト補助者からの成り上がり 実録行政書士開業十年 (行政書士の事件簿ノベルズ(WEB限定版))



 平成十五年の行政書士試験合格後、大学卒業と共に行政書士補助者となるも二か月で失業。
 人生で最もどん底の時期を生き抜き、人脈、資金、営業経験ゼロの状態から弁護士と行政書士の合同事務所を設立し、現在、十周年を過ぎた私の開業初期の実体験を記した手記。

 私の趣味と特技は小説の執筆です。学生時代は、非モテの引き籠り体質で友達が全くいませんでした。
 はっきり言って士業には全く向いていない人間です。
 おまけに、開業した時は失業状態で、資金はゼロ。行政書士会に払う登録手数料や入会金を支払うお金もありませんでした。
 何の計画もなく、見切り発車したにもかかわらず、行政書士として十年以上生き抜き、一千万以上の売上を上げている理由は、私だけの独自の営業手法『チラシ小説』にあります。
 その秘密をほんのちょっと公開しています。
 行政書士の方だけでなく、弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士等の他士業でも使える方法です。興味がある方は参考にしてください。

※この小説は行政書士等士業の開業テクニックを披露する事に主眼をおいたものではありません。私のプロフィールを少し詳細に紹介している私小説に過ぎないことをご承知おきください。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大滝 七夕
法学部在学中に行政書士、宅建等の資格を取得し、卒業後は、行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、法律雑誌の記事や小説を執筆し、作家デビュー。法律知識と実務経験をもとにしたリーガルサスペンスを中心に、ファンタジーや武侠小説などを執筆している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「大滝七夕って何者?」と興味を持ってくださった方は、先ず、こちらのシリーズをご覧ください。



バイト補助者からの成り上がり 実録行政書士開業十年

 平成十五年の行政書士試験合格後、大学卒業と共に行政書士補助者となるも二か月で失業。
 人生で最もどん底の時期を生き抜き、人脈、資金、営業経験ゼロの状態から弁護士と行政書士の合同事務所を設立し、現在、十周年を過ぎた私の開業初期の実体験を記した手記。

 私の趣味と特技は小説の執筆です。学生時代は、非モテの引き籠り体質で友達が全くいませんでした。
 はっきり言って士業には全く向いていない人間です。
 おまけに、開業した時は失業状態で、資金はゼロ。行政書士会に払う登録手数料や入会金を支払うお金もありませんでした。
 何の計画もなく、見切り発車したにもかかわらず、行政書士として十年以上生き抜き、一千万以上の売上を上げている理由は、私だけの独自の営業手法『チラシ小説』にあります。
 その秘密をほんのちょっと公開しています。
 行政書士の方だけでなく、弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士等の他士業でも使える方法です。興味がある方は参考にしてください。

※この小説は行政書士等士業の開業テクニックを披露する事に主眼をおいたものではありません。私のプロフィールを少し詳細に紹介している私小説に過ぎないことをご承知おきください。


現在大滝七夕名義で公開している小説一覧(今後も続々増えます!お楽しみに♪)

楽々合格国家資格試験シリーズ
ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係1
ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係2
ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係3

行政書士の事件簿シリーズ
年収一千万の行政書士補助者
地下アイドル殺害事件 一億稼ぐ行政書士の事件簿1
JKリフレ殺人事件 特別中編 一億稼ぐ行政書士の事件簿2
民泊ビジネスの闇 一億稼ぐ行政書士の事件簿3

弁護士の事件簿シリーズ
遺産はアンティークコインにぶち込め? 即独新米弁護士の事件簿1
障害年金の不正受給 即独新米弁護士の事件簿2
第二のパナマ文書 十億稼ぐヤメ検闇弁護士の事件簿1
藁の上からの養子 即独新米弁護士の事件簿3
女子大生レイプ事件 即独新米弁護士の事件簿4

女子大消費生活センターの事件簿シリーズ
ドロップシッピングの甘い罠 女子大消費生活センターの事件簿1
コンビニに二十万円をだまし取られた件について 女子大消費生活センターの事件簿2

大滝七夕私小説
バイト補助者からの成り上がり 実録行政書士開業十年
食える行政書士になりたければネットも営業もやめよう 実録行政書士開業十年2
食える行政書士だけが知っている孫子の兵法の読み方1 実録行政書士開業十年3
食える行政書士だけが知っている孫子の兵法の読み方2 実録行政書士開業十年4
食える行政書士だけが知っている孫子の兵法の読み方3 実録行政書士開業十年5

和風ファンタジー小説
火車組顛末記
天下三剣
必中飛刀の鷹幸
僕はさすらいの十手持ち
よろず暗殺仕ります!暗殺屋(アサシンヤ)疾風忍

中華ファンタジー小説
偽宦官になって紫禁城でハーレム生活
武侠小説 襄陽城の蘭陵王
武侠小説 紅面剣侠
武侠小説 刀伊の入寇
武侠小説 東京開封府天狗伝説
武侠小説 チンギス・ハーンの秘伝書
武侠小説 劈風魔神剣伝説

リーガルファンタジー小説
遺言執行士のお仕事
エンジェルハート法律事務所
被告人は勇者様 弁護士ビアンカ・グリシャムの事件簿

posted by 大滝七夕 at 23:34| 今日の小説

2017年04月11日

民泊ビジネスの闇 一億稼ぐ行政書士の事件簿3

民泊ビジネスの闇 一億稼ぐ行政書士の事件簿3

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(冒頭部抜粋)

 民泊ビジネスの闇 一億稼ぐ行政書士の事件簿3

                             大滝七夕

 1、無断転貸

 行政書士法人倉部事務所の所長である倉部友幸が『民泊』という言葉を初めて目にしたのは、『月刊日本行政』の二〇一六年五月号五二二号だった。
 『月刊日本行政』というのは、日本行政書士連合会が会員向けに業務情報を提供している月刊誌である。それほど詳しいことが書かれているわけではないが、今日、開業している行政書士として最低限知っておくべきことがまとめられているし、時として、新しいサービスのヒントを得られることもあるので、友幸も欠かさず、目を通している。
 『「民泊サービス」の現況と行政書士業務』と題されたそのページには、民泊サービスの在り方に関する検討会で、現在、議論されている論点や特区における現況。関係法令である旅館業法の問題点と民泊サービスに適用する場合の対応策。行政書士が民泊ビジネスと如何に関わることになるかということが簡潔にまとめられていた。
 飲食店営業、喫茶店営業、風俗営業等の営業許認可と会社設立を専門としている友幸の事務所にとっては、あまり関係のないことだと思い、ざっと目を通しただけで、詳細な業務研究は行っていなかったのだが、それから二月もしないうちに、『民泊』という言葉をクライアントの口から聞かされることになるとは思わなかった。

「ちょっと待て。今、『民泊』と言ったか?」
 友幸は、法律用箋に万年筆を走らせる手を止めて、顔を上げた。
「そう。民泊だよ。知らない?最近、流行っているらしいんだよ。自分の持っている空き物件を民泊仲介サイトに登録してさあ、外国人観光客とかに貸し出すんだって」
「その民泊なら、ちらっと目にしたことはあるな」
「その女は、うちの親父の賃貸マンションを四部屋も借りて、勝手に民泊をやっていたんだよ」
「四部屋か?一人で四部屋も借りるなんてちょっとおかしいな。転貸するつもりだというのがバレバレじゃないか?」
「そうだろう。うちの親父は甘かったからさ。何のために借りているのか、よく調べもしないで、借りていいよ。と言っちゃったみたいなんだよね。仲介した不動産屋は――香恋の店だけどさ――香恋は、民泊に使うつもりみたいですよ。と言っていたけど、親父はそもそも、民泊という新単語を知らなかったわけだ」
「要するに転貸だろ。そう言えば意味は分かったんじゃないか?」
「それでもいいよ。と言ったんだってさ。だけどよ。うちの親父の賃貸マンションを勝手に、外国人に貸しやがって、火事になったり、近隣トラブルになったり、犯罪グループのアジトに使われたら、どう責任を取ってくれるんだという話だよ」
 面談スペースのテーブルを挟んで向かい側に座るスポーツ刈りの巨漢が憮然として言う。
 友幸は、濃紺のスーツを着込んでいたが、巨漢は夏用の涼しげな色合いの作業着姿だった。
 巨漢は、友幸よりも一回り大きな体つきをしており、半袖シャツの袖口からはたくましそうな腕が露出している。熊を思わせる体つきをしているが、顔を見やれば、子犬を思わせる愛嬌のある目つきをしており、ショートカットの髪型に鷲を思わせる目つきをした精悍な顔立ちの友幸とは対照的だった。
 そんな顔立ちだから、友幸と同じ年齢にも拘らず、随分と若く見える。おまけにスポーツ刈りなので、高校球児の中に混じっていても、見分けがつかないんじゃないかと思うほどだ。
 この男の名は、能世兵太。
 父親から引き継いだ能世建設株式会社を経営し、一級建築士の資格を有していて、能世一級建築士事務所を併設している。
 友幸の高校時代からの友人であり、クライアントにして、ビジネスパートナーでもある。
 クライアントというのは、もちろん、建設業許可や経営事項審査を初めとした建設業関係の業務を行政書士法人倉部事務所が担っているという意味だ。
 兵太の父能世格三が経営していた時は、他の事務所に依頼していたらしいが、能世兵太の代になってからは、友幸に依頼するようになったのだ。大御所である能世格三は、兵太に今までの事務所を使いなさいと言っていたが、友幸が何度も能世格三に会って話をし、信頼を勝ち取ったことから、全面的に業務を任せてもらえることになったのだ。
 この度、能世格三が死去した際には、友幸も葬儀に参列し、相続手続きに関しても、全面的に一任されていた。
 ビジネスパートナーというのは、飲食店営業、喫茶店営業、風俗営業等の営業許認可の際、友幸と兵太が連携することがよくあるという意味だ。例えば、飲食店が新規に出店するには、設計図を引く時から設備や衛生面等で役所との細かな打ち合わせが必要になる。
 友幸は新規に開店したいという依頼を受けた時は、クライアント側が設計事務所や建設会社を決めていなければ、兵太を紹介していたし、兵太が依頼を受けた時も役所との折衝役やコンサルタントとして友幸を紹介してくれる。
 友幸と兵太は友人としてはもちろんのこと、ビジネス面でも水魚の交わりのような関係だった。
「その賃貸マンションは、確か……『ノセパレス』という名前だよな。四階建て十六部屋あるっていう」





民泊ビジネスの闇 一億稼ぐ行政書士の事件簿3 (行政書士の事件簿ノベルズ(WEB限定版))


 民泊ビジネスの裏で暗躍する
 不法滞在中国人の恐るべき陰謀!
 一億稼ぐ行政書士友幸に命の危険が迫る!
 行政書士の事件簿ノベルズ(WEB限定版)第四弾


 行政書士の倉部友幸は三十歳になったばかりでありながら、都心に近い駅前の一等地に事務所を構え、二人のパートナー行政書士と十人の補助職員を使う行政書士法人倉部事務所の所長である。飲食店営業、喫茶店営業、風俗営業等の営業許認可と会社設立という事業者向けの法務サービスを主として提供している。

 友幸は高校時代の友人で一級建築士の能世兵太から、亡父能世格三の相続手続きの依頼を受けるが、相続財産の一つである賃貸マンション『ノセパレス』で賃借人真中理央が無許可で中国人向けの民泊をやっていることが判明する。
 兵太は、賃借人真中理央を追い出したうえで、旅館業法の簡易宿所の許可を取得し、自ら民泊ビジネスに乗り出そうと考え、友幸にその手続きを依頼する。
 一方、真中理央側は、能世格三が残したという自筆証書遺言の検認を家庭裁判所に申し立てる。そこには、真中理央を遺言認知し、『ノセパレス』を相続させる旨が記されていた。
 亡父が遺言書を残すはずがないという兵太の抗弁を受け、友幸が調べを進めてゆくと、民泊ビジネスの陰で暗躍する不法滞在中国人たちの恐るべき陰謀が判明。真中理央らが行方知れずになり、友幸の身にも危険が迫る。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大滝 七夕
法学部在学中に行政書士、宅建等の資格を取得し、卒業後は、行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、法律雑誌の記事や小説を執筆し、作家デビュー。法律知識と実務経験をもとにしたリーガルサスペンスを中心に、ファンタジーや武侠小説などを執筆している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「大滝七夕って何者?」と興味を持ってくださった方は、先ず、こちらのシリーズをご覧ください。



バイト補助者からの成り上がり 実録行政書士開業十年

 平成十五年の行政書士試験合格後、大学卒業と共に行政書士補助者となるも二か月で失業。
 人生で最もどん底の時期を生き抜き、人脈、資金、営業経験ゼロの状態から弁護士と行政書士の合同事務所を設立し、現在、十周年を過ぎた私の開業初期の実体験を記した手記。

 私の趣味と特技は小説の執筆です。学生時代は、非モテの引き籠り体質で友達が全くいませんでした。
 はっきり言って士業には全く向いていない人間です。
 おまけに、開業した時は失業状態で、資金はゼロ。行政書士会に払う登録手数料や入会金を支払うお金もありませんでした。
 何の計画もなく、見切り発車したにもかかわらず、行政書士として十年以上生き抜き、一千万以上の売上を上げている理由は、私だけの独自の営業手法『チラシ小説』にあります。
 その秘密をほんのちょっと公開しています。
 行政書士の方だけでなく、弁護士、司法書士、税理士、社会保険労務士等の他士業でも使える方法です。興味がある方は参考にしてください。

※この小説は行政書士等士業の開業テクニックを披露する事に主眼をおいたものではありません。私のプロフィールを少し詳細に紹介している私小説に過ぎないことをご承知おきください。


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ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係1
ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係2
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年収一千万の行政書士補助者
地下アイドル殺害事件 一億稼ぐ行政書士の事件簿1
JKリフレ殺人事件 特別中編 一億稼ぐ行政書士の事件簿2
民泊ビジネスの闇 一億稼ぐ行政書士の事件簿3

弁護士の事件簿シリーズ
遺産はアンティークコインにぶち込め? 即独新米弁護士の事件簿1
障害年金の不正受給 即独新米弁護士の事件簿2
第二のパナマ文書 十億稼ぐヤメ検闇弁護士の事件簿1
藁の上からの養子 即独新米弁護士の事件簿3
女子大生レイプ事件 即独新米弁護士の事件簿4

女子大消費生活センターの事件簿シリーズ
ドロップシッピングの甘い罠 女子大消費生活センターの事件簿1
コンビニに二十万円をだまし取られた件について 女子大消費生活センターの事件簿2

大滝七夕私小説
バイト補助者からの成り上がり 実録行政書士開業十年
食える行政書士になりたければネットも営業もやめよう 実録行政書士開業十年2
食える行政書士だけが知っている孫子の兵法の読み方1 実録行政書士開業十年3
食える行政書士だけが知っている孫子の兵法の読み方2 実録行政書士開業十年4
食える行政書士だけが知っている孫子の兵法の読み方3 実録行政書士開業十年5

和風ファンタジー小説
火車組顛末記
天下三剣
必中飛刀の鷹幸
僕はさすらいの十手持ち
よろず暗殺仕ります!暗殺屋(アサシンヤ)疾風忍

中華ファンタジー小説
偽宦官になって紫禁城でハーレム生活
武侠小説 襄陽城の蘭陵王
武侠小説 紅面剣侠
武侠小説 刀伊の入寇
武侠小説 東京開封府天狗伝説
武侠小説 チンギス・ハーンの秘伝書
武侠小説 劈風魔神剣伝説

リーガルファンタジー小説
遺言執行士のお仕事
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被告人は勇者様 弁護士ビアンカ・グリシャムの事件簿

posted by 大滝七夕 at 23:05| 今日の小説

2017年04月09日

ドロップシッピングの甘い罠 女子大消費生活センターの事件簿1

ドロップシッピングの甘い罠 女子大消費生活センターの事件簿1

PRノベル時代はライトノベル、時代小説を読めるオンライン小説サイト/ケータイ小説サイトです。息抜きに軽く読める小説がたくさんありますよ

(冒頭部抜粋)

 ドロップシッピングの甘い罠 女子大消費生活センターの事件簿1

                              大滝七夕

 1、房総女子大学消費生活センター

「一人で悩んでいても、しょうがない。やっぱり、相談しよう……」
 ちょうどお昼の時間だった。房総女子大学の学食は、トレイにサンドイッチやコーヒーを載せた女子学生たちが、ごった返していた。
 たくさんの女子学生たちが友達とテーブルを囲んでおいしそうにお昼ごはんを食べている。席はもう満員だった。
 女子大の学食だというのに、なぜか、男子学生の姿もある。近隣の大学の男子が女の子目当てで乗り込んできたのだろうか。尤も、房総女子大学の学食は、ヘルシーでおいしいことが近隣にも知れ渡っており、わざわざ、他所の大学や近所に住む人たちがやってきて、食堂代わりに利用していることもある。
 校舎は男子禁制だが、学食は、解放されており、誰でも入ることができるのだ。
 先ほどつぶやいた女子学生は、その喧騒の中、学食の入り口に一人ポツンと立っていた。
 彼女の名前は、七緒絵美里。
 短めの黒髪をツインテールの型にしている童顔の女子である。紺のチェック柄のスカートに薄いピンク色のYシャツを着てリボンを付け、紺のニットを羽織っているので、傍から見れば、現役の女子高校生……いや、中学生に間違われることもある。
 だが、絵美里は、房総女子大学の法学部の一年生なのだ。
 秋田の田舎――それも熊が出没するような山奥の村から上京してきて、今年の春から一人暮らしを始めたばかりである。大学に通い始めて、一か月にもならず、友達と言えるような人は一人もいない。高校まで一緒だった地元の友達で、房総女子大学に進学した子も一人もいなかった。
 房総女子大学は女子大としてはトップクラスの偏差値を誇り、法学部も要している大学だ。
 女子大というと良妻賢母を目指すための教育や女性教育者の育成が主な目的とされていて、法学部のような実学系の学部はないところが多い。
 しかし、今時、良妻賢母を目指すために女子大に進学する人など一部のお嬢様くらいで、ほとんどの女子は、よりよい就職先を狙って大学に進学する。
 房総女子大学が法学部を設置したのも、時代の流れに沿ったものなのだろう。法科大学院はないものの卒業後、他の大学の法科大学院に進学して、法曹資格を獲得した卒業生もポツポツと現れ始めているという。
 絵美里は、法曹になりたいという野心を持っているわけではないが、ずる賢い奴らから身を守るためには、法律の知識を身に付ける必要があると思ったのだ。
 秋田の田舎町から出てくる時も、祖母から、「都会は魑魅魍魎が跋扈する恐ろしいところだからね。騙されないように気を付けるんだよ」と言われて、ビクビクしていたものである。
 常に、周りを油断なく警戒していたつもりだったのだが……。
 まさか、一月足らずのうちに、悪質商法に引っかかってしまうとは思いもしなかった。

 絵美里は、学食に入るのをやめて、その隣の部屋に目を向けた。
 扉の所に手作りと分かる看板がかかっており、『房総女子大学消費生活センター』と記されていた。
 その脇に女子学生の写真入りのポスターが張られていて、
『「悪質商法」の被害に遭わないためには、「おいしい話」や「甘い誘い」に乗らないことが大切です。「自分はだまされない」と思っていても、相手はセールスのプロ。 甘い言葉や笑顔、時には泣き落としといった巧みな手口で契約させようとします。おかしいと思ったら、すぐに相談してください。房総女子大学消費生活センターはいつでもあなたを待っています』
 と記されていた。
 入り口の扉が開け放たれていた。








ドロップシッピングの甘い罠 女子大消費生活センターの事件簿1 (消費生活センターの事件簿ノベルズ)


 国民生活センター、消費生活センターに寄せられる最新の事案、判例を元にした消費者トラブルエンターテインメント。
 萌え系女子大生消費生活相談員と一緒に、あなたも賢い消費者になろう!


 秋田の田舎から上京し、房総女子大学法学部一年生になったばかりの七緒絵美里は、ネット通販で、『初回お試し価格五百円』の広告に釣られて、美容食品を購入する。
 しかし、お試し価格で購入するには、最低六か月、金額にして六万円の定期購入が条件だったことが判明。八日間の返品期間を経過してしまい、困り果てた絵美里は、学生ボランティアによって運営されている『房総女子大学消費生活センター』の門をたたく。

 房総女子大学消費生活センターには、司法試験予備試験に合格済みの俊才――部長の神前愛佳、女子大空手全国大会で優勝した経験のある武闘派――白砂菜月、実家が超大金持ちのおっとりお嬢様――芽森琴音ら、癖のある女子大生消費生活相談員とやる気のない二十四歳の顧問弁護士村正翔太がいた。
 彼女たちの助けを得ながら、解約を試みようとすると……。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大滝 七夕
法学部在学中に行政書士、宅建等の資格を取得し、卒業後は、行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、法律雑誌の記事や小説を執筆し、作家デビュー。法律知識と実務経験をもとにしたリーガルサスペンスを中心に、ファンタジーや武侠小説などを執筆している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「大滝七夕って何者?」と興味を持ってくださった方は、先ず、こちらのシリーズをご覧ください。



バイト補助者からの成り上がり 実録行政書士開業十年

 平成十五年の行政書士試験合格後、大学卒業と共に行政書士補助者となるも二か月で失業。
 人生で最もどん底の時期を生き抜き、人脈、資金、営業経験ゼロの状態から弁護士と行政書士の合同事務所を設立し、現在、十周年を過ぎた私の開業初期の実体験を記した手記。

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食える行政書士だけが知っている孫子の兵法の読み方2 実録行政書士開業十年4
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