2019年07月18日

行政法1−60 行政手続法 行政書士試験過去問 2011年問13 #行政書士試験

次の記述のうち、正しいものはどれか。


1、処分とは、行政庁の処分その他公権力の行使にあたる行為で、審査請求、異議申し立て、その他不服申し立てに対する裁決、決定を含むものである。

2、不利益処分とは、行政庁が法令に基づき、特定の者を名宛人として、直接にこれに義務を課し、又は申請を拒否する処分である。

3、届出とは、行政庁に対し、一定の事項を通知する行為で、当該行為に対して、行政庁が諾否の応答をすべきものとされているもののことである。

4、行政指導とは、行政機関がその任務または、所掌事務の範囲内において、一定の行政目的を実現するために、特定又は不特定の者に、一定の作為又は不作為を求める指導、勧告、助言その他の行為であって、処分に該当しないもののことである。

5、審査基準とは、申請により求められた許認可をするかどうかをその法令の定めに従って、判断するために必要とされる基準のことである。


胡桃「これも簡単だわね」
建太郎「おう。定義を問うだけの問題だな」



胡桃「まず、1はどうかしら」
建太郎「間違いだな」

行政手続法
(定義)抜粋
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
二 処分 行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為をいう。

建太郎「審査請求、異議申し立て、その他不服申し立てに対する裁決、決定を含まないと」
胡桃「ちなみに、審査請求、異議申し立て、その他不服申し立てに対する裁決、決定に関して押さえたいことは?」
建太郎「基本的に行政手続法の規定が適用除外になるということだな」

行政手続法
(適用除外)抜粋
第三条 次に掲げる処分及び行政指導については、次章から第四章の二までの規定は、適用しない。
十五 審査請求、再調査の請求その他の不服申立てに対する行政庁の裁決、決定その他の処分

胡桃「2はどうかしら」
建太郎「間違いだな」

行政手続法
(定義)抜粋
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
四 不利益処分 行政庁が、法令に基づき、特定の者を名あて人として、直接に、これに義務を課し、又はその権利を制限する処分をいう。ただし、次のいずれかに該当するものを除く。
イ 事実上の行為及び事実上の行為をするに当たりその範囲、時期等を明らかにするために法令上必要とされている手続としての処分
ロ 申請により求められた許認可等を拒否する処分その他申請に基づき当該申請をした者を名あて人としてされる処分
ハ 名あて人となるべき者の同意の下にすることとされている処分
ニ 許認可等の効力を失わせる処分であって、当該許認可等の基礎となった事実が消滅した旨の届出があったことを理由としてされるもの

建太郎「申請を拒否する処分は含まないと」
胡桃「3はどうかしら」
建太郎「間違いだな」

行政手続法
(定義)抜粋
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
七 届出 行政庁に対し一定の事項の通知をする行為(申請に該当するものを除く。)であって、法令により直接に当該通知が義務付けられているもの(自己の期待する一定の法律上の効果を発生させるためには当該通知をすべきこととされているものを含む。)をいう。

建太郎「行政庁が諾否の応答をすべきものとされているものではないということだな」
胡桃「4はどうかしら」
建太郎「間違いだな」

行政手続法
(定義)抜粋
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
六 行政指導 行政機関がその任務又は所掌事務の範囲内において一定の行政目的を実現するため特定の者に一定の作為又は不作為を求める指導、勧告、助言その他の行為であって処分に該当しないものをいう。

建太郎「不特定の者に対するものは、行政指導ではないということだな」
胡桃「5はどうかしら」
建太郎「正しいな。次の条文の通り」

行政手続法
(定義)抜粋
第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
八 命令等 内閣又は行政機関が定める次に掲げるものをいう。
イ 法律に基づく命令(処分の要件を定める告示を含む。次条第二項において単に「命令」という。)又は規則
ロ 審査基準(申請により求められた許認可等をするかどうかをその法令の定めに従って判断するために必要とされる基準をいう。以下同じ。)
ハ 処分基準(不利益処分をするかどうか又はどのような不利益処分とするかについてその法令の定めに従って判断するために必要とされる基準をいう。以下同じ。)
ニ 行政指導指針(同一の行政目的を実現するため一定の条件に該当する複数の者に対し行政指導をしようとするときにこれらの行政指導に共通してその内容となるべき事項をいう。以下同じ。)

胡桃「ということで答えは」
建太郎「正しいのは5だな」






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